商品詳細
点心と言えば「小籠包」が一番最初に思い浮かべる人も多いと思います。当店の小籠包は少し小ぶりな台湾スタイル。中には熱々のスープが閉じ込められており、蒸したてをレンゲに乗せて、少し切れ目を入れて中のスープを少しずつ味わって食べたり、はたまた少しだけ冷めるのを待ってから一気に口の中に放り込み溢れるスープを一滴も溢さず食べるのも醍醐味です。
食べる際の問題は、皮が破れて残念な事になる悲劇が繰り返される破損事故。この問題の対策として、小籠包の正しい取り方をご紹介します。出来立ての小籠包を持ち上げる際は、小籠包の一番上のヒダの中心を箸で摘み上げる事です。ヒダの中心は点心調理師が小籠包を包む際の起点であり中心点です。そこに親指を入れて包み始め、一番最後まで離さないポイントで、小籠包のヘソのような部分です。最上部ですから傷付けてもスープ漏れの事故がなく、また一番生地が厚い部分でもあり、重心点ですから、そこを摘まむことで、セイロから受け皿まで安定した移動が可能となり、第一に生地が破れる危険が大幅に軽減されます。是非、覚えておいて下さい。(成功率100%ではありません、特に乱暴な扱いをすると破れますので慎重にお取扱いください)
なお、一番危険な食べ方は、蒸したてを一気に口に入れる事、間違いなく大火傷となりますから、いくら美味しそうでも、焦って口に入れない事。落ち着いてお召し上がり下さい。